私が思ったインスリンポンプの長所と短所

●インスリンポンプの長所:

HbA1cが7.0迄さげられる。インスリンペンでは HbA1cが8.5前後までしか下げられなかった。

②インスリンが0.1単位で注射できるので血糖値が上昇した場合にインスリンの追加注射が安全に確実にできて血糖値の上昇が押さえられる。

③血糖値のグラフが表示されるので血糖値の上昇下降*一定継続が一目でわかる。

④表示される血糖値と血糖値計血糖値の誤差は0~±10位と かなり正確なので血糖値が知りたい時も血糖値計を使う必要がないので血糖値計のセンサー*血糖値針が節約できる。

⑤インスリンペンの注射の場合は服をまくって お腹に注射しないといけないので 外出時の食事の時にはトイレ等で注射しなければならなかった。その点インスリンポンプは服をまくる必要がない。だから外出時の食事の時にも普通の人と同 じテーブルで注射できる。

⑥インスリンポンプの画面には血糖値のグラフの他に注射した時刻*時計表示*血糖値センサーの期限や残り日数*血糖値センサーの較正状態と使用期限*ポンプのインスリン残量単位*使用する単3乾電池の残量*注射したインスリンの体内中の残存単位などが表示される。

●インスリンポンプの短所:

①6日間でポンプ針とセンサー針を交換しなければならず、それも交換作業は技術職だった私でさえ神経を使う必要がある。現在ではチューブに圧がかからないようにチューブも固定しないとインスリン注射の遮断アラームが鳴って注射が止まってしまう。ポンプ針とセンサー針の注射場所もシコリのない柔らかい場所にしないと また同じアラームが鳴ってしまう。

②インスリンポンプには血糖値入力*食事の糖質合計の計算と入力など考えることが多い。

③血糖値センサーの較正を1日最低4回位する必要があり、それも血糖値がほぼ一定値を保っている時にしか較正できない。

④私の場合、インスリンポンプを胸に付けている。インスリンポンプが約136gと比較的に重たいので、歩いたり寝たりする時などにインスリンポンプが動かない工夫をする必要がある。

⑤インスリンポンプは単3乾電池1本を使用し電源が入りぱなしなので消耗が早く9日間で交換しなければならず乾電池代がかかる。

⑥インスリンポンプは注射時の抵抗を少なくするためにチューブを固定している。インスリンポンプの画面を見るのに一回一回インスリンポンプを取り外して画面を見るのは手間がかかるので、私はインスリンポンプを胸に付けたまま手鏡を使って画面を見ている。そのため画面が左右反対になる。

⑦血糖値センサーが6日間もたない不良品が時々ある。