HbA1cが7.0より下がって6.6に!!

先月の5/30採血のHbA1cが6.6になりインスリンポンプを使用して初めて7.0より下がりました。

主治医の先生が頑張りましたね とほめてくれました。私なりに血糖値のコントロールに努力した結果だと思います。

これからもインスリンポンプを使用してHbA1cを さらに下げる努力をしたいと思います。

私が思ったインスリンポンプの長所と短所

●インスリンポンプの長所:

HbA1cが7.0迄さげられる。インスリンペンでは HbA1cが8.5前後までしか下げられなかった。

②インスリンが0.1単位で注射できるので血糖値が上昇した場合にインスリンの追加注射が安全に確実にできて血糖値の上昇が押さえられる。

③血糖値のグラフが表示されるので血糖値の上昇下降*一定継続が一目でわかる。

④表示される血糖値と血糖値計血糖値の誤差は0~±10位と かなり正確なので血糖値が知りたい時も血糖値計を使う必要がないので血糖値計のセンサー*血糖値針が節約できる。

⑤インスリンペンの注射の場合は服をまくって お腹に注射しないといけないので 外出時の食事の時にはトイレ等で注射しなければならなかった。その点インスリンポンプは服をまくる必要がない。だから外出時の食事の時にも普通の人と同 じテーブルで注射できる。

⑥インスリンポンプの画面には血糖値のグラフの他に注射した時刻*時計表示*血糖値センサーの期限や残り日数*血糖値センサーの較正状態と使用期限*ポンプのインスリン残量単位*使用する単3乾電池の残量*注射したインスリンの体内中の残存単位などが表示される。

●インスリンポンプの短所:

①6日間でポンプ針とセンサー針を交換しなければならず、それも交換作業は技術職だった私でさえ神経を使う必要がある。現在ではチューブに圧がかからないようにチューブも固定しないとインスリン注射の遮断アラームが鳴って注射が止まってしまう。ポンプ針とセンサー針の注射場所もシコリのない柔らかい場所にしないと また同じアラームが鳴ってしまう。

②インスリンポンプには血糖値入力*食事の糖質合計の計算と入力など考えることが多い。

③血糖値センサーの較正を1日最低4回位する必要があり、それも血糖値がほぼ一定値を保っている時にしか較正できない。

④私の場合、インスリンポンプを胸に付けている。インスリンポンプが約136gと比較的に重たいので、歩いたり寝たりする時などにインスリンポンプが動かない工夫をする必要がある。

⑤インスリンポンプは単3乾電池1本を使用し電源が入りぱなしなので消耗が早く9日間で交換しなければならず乾電池代がかかる。

⑥インスリンポンプは注射時の抵抗を少なくするためにチューブを固定している。インスリンポンプの画面を見るのに一回一回インスリンポンプを取り外して画面を見るのは手間がかかるので、私はインスリンポンプを胸に付けたまま手鏡を使って画面を見ている。そのため画面が左右反対になる。

⑦血糖値センサーが6日間もたない不良品が時々ある。

私がどうしてインスリンポンプを使用するようになったのか?

44歳頃に1型糖尿病になって入院した病院に17年位 通院していましたが、約2年前の61歳頃に深夜、動悸と不整脈のために通院病院とは違う受け入れ可能病院に救急車で行きました。

その時のHbA1cが8.3と高く、糖尿病でも入院することになりました。入院当初はインスリン注射をしていましたが血糖値のコントロールがうまくいかず、主治医の先生からインスリンポンプを勧められました。

それでインスリンポンプを使用し始めたのですが、最初の3週間位が大変でした。

インスリンポンプの各設定値を決めるまで 朝*昼*夜*深夜を問わず何回も低血糖になりブドウ糖の点滴*注射を何回も しました。

また、インスリンポンプ針*血糖値センサー針の交換が最初は なかなか一人で できなくて、退院する時に ようやく一人で できるようになりました。

それでも退院する頃にはHbA1cが7.0まで下がりました。退院する時に主治医の先生が自宅に帰ったらHbA1cは7.0より高くなりますからと言われました。病院だと完全に管理されますが自宅だと甘くなってしまうからだそうです。

インスリンポンプに変えても自己管理が いかにできるかです。現在は その時の受け入れ可能病院に毎月1回通院しています。

私は、どうして1型糖尿病になったのか?

健康だった私が どうして1型糖尿病になったのか。

40歳を越えてから空腹時血糖値が高くなってきて 42歳頃に軽度の糖尿病と診断されました。それから糖尿病の本を読んだり、血糖値を下げる方法を先生に聞いたり自分で調べたりして、いろいろ実行しましたが全く血糖値が下がりませんでした。

この段階で糖尿病の有名専門病院に行って真剣に軽度の糖尿病の時に治療をしておいたら よかったのかなと今では後悔しています。

また、その頃は毎日朝6時に自宅を車で出勤して 夜の8時頃に帰宅する生活をしていましたので、毎日の睡眠時間が約6時間位しかなく睡眠時間の短さと車通勤と運動不足が糖尿病を悪化させたかもしれません。また、私は体質的に糖尿病になりやすかったかもしれません。

私のプロフィール

44歳頃に1型糖尿病で約2ケ月半 入院し45歳頃に1型糖尿病のために会社を退職し1型糖尿病に起因する腰椎圧迫骨折のために身体障害者になりました。

1日5回以上血糖値測定、身体にインスリンポンプと血糖値センサーをつけています。

30歳で運転免許を取得後46才位まで運転していましたが、現在は室内の移動時は立ち歩き歩行車を使用し外出時は折りたたみ式前押し歩行車とタクシーを使用しています。

海外旅行は出張でサンフランシスコとシカゴに行きました。

現在の趣味は、テレビで宇宙*天文学*考古学*科学*医学*海外旅行*レアな動物*映画*UFO *UMA*宇宙人*幽霊*心霊画像*恐竜*世界遺産*絶景の番組を視聴すること、インターネットやアプリで色んなことを勉強すること、スマホで女性歌手のニューミュージックソングを聴くことです。

現在は老齢年金の障害者特例*障害者手当*家族の援助で生活しています。

離婚経験者ですが残りの人生の間、同じ病気の女性の友達ができればと思っていますので、よろしくお願いします。

インスリンポンプの使用

私は1型糖尿病なので、インスリン注射は毎日しなければなりません。インスリンポンプを使用する以前はフレックスペンとミリオペンでインスリン注射をしていました。インスリンポンプに変えてから、なかなか下がらなかったHbA1cが下がりました。インスリンポンプに変えてよかったと思います。でも1週間に1回 ポンプ針とセンサー針の交換をしなければならず、それも交換は技術職だった私でさえ神経を使います。今では圧がかからないようにチューブを固定しないとインスリンの遮断アラームが鳴って注射が止まってしまいます。ポンプ針とセンサー針の注射場所も しこりのない柔らかい所にしないと また同じアラームが鳴ります。でも私は今後もインスリンポンプを使用したいと思います。